手伝うこと、手伝ってもらうこと=リーダーシップ?
2010年 06月 03日
自分だったらこれをやってほしい、
ということを見つけ出して、私は動き出す。
「何か手伝えることがあったら言って」と言うとき、
そこには自分からの積極的な関わりを避けるニュアンスがある。
どうしようもなくなったら声をかけるかもしれないけれど
こういう人を最初に声をかける人に私はしない。
手伝ってもらうとき、
その内容を説明し段取りをつける手間と時間が必要。
その時間さえ割けない状況も存在するし、
その瞬間のことだけを考えたら
自分でやっちゃう方が慣れてるし早い、
ということもある。
ひとりでやれる規模なのかどうか、
ということの確認は必要。
また、長期的に何を目指すのかを考えれば、
少々手間でも別の人も出来る状況を作る方がいい。
そうやって手間や時間を惜しまずに
私にやらせてくれた人たちの顔が浮かぶ。
育ててもらった、と思う。
★
手伝ってくれる人がリーダーシップ/コミットメントを持って
自分から動く気がないときや、
手伝ってやる的なニュアンスがあるときは、
手伝ってもらわないほうが賢いかもしれない。
手伝う側をやるときは、
その仕事によって得られる体験と
説明を受けられることをありがたく受けよう、と思う。
私は、一旦手伝い始めると「没我」の状態まで関わり、
いつの間にか本末転倒するところに到達しちゃう。
ただ、そこまでたどり着かないと
「人のためになりたい」という
自分の中の大きな一部が満足しなくて止まれない。
有限な時間と体力と労力の中で
何を優先させるのか選び取る作業を常にやっている。
そして自分のこの性質に気づいて突入するかどうか、
考えるようになってきたかも。
途中で投げ出すことは出来るだけ避けたいと思うから。
それでもあっぷあっぷしていることしばしば。