デリツィオーゾイタリア
2005年 02月 10日
見た映画は東京都美術館で2月20日まで上映している「サンサーラ」。この映画については、また書きたいので、今日は止めておく。とても好きな映画だった。
前日(8日)に食べるお店を決めて、予約を入れた。デリツィオーゾイタリア。平日の、しかも映画の後21:00ちょっと前からの予約だから、簡単に取れると思ったのに、「ちょっとお待ちください」という返事が返って来て、何やら相談している様子。それでも、予約は受け付けてくれた。父の誕生日が2月の初めだったのに、今年は何も贈っていなかったから、ちょっとしたお祝いを仕込んでもらうこともお願いした。
約束通り21:00ちょっと前にお店に到着すると、
「お待ちしていました」
と迎えられた。その言葉を聞く為だけに予約を入れてもいいかな、という気がする。お店の中は、女性のグループが多く、女性:男性=8:2くらいの割合かなぁ。予約の時に一瞬、確認をされたものうなづける。満席。予約を入れておいて良かった。
今日はコースではなく、アラカルトでその場で選んで食べることをお願いをしていた。
「出て来たお料理をみんな分けて食べられますか?」という質問にも「もちろんです」ということだったので、メニューを見て、あれこれ注文してみた。そうしたら、お店の人が少し困惑している様子。
おずおずと「もしかしたら、量が多すぎますか?」と聞いたら、「恐らく…」というお答え。「でも、どういう風にできるかちょっと厨房に聞いて来てみます。」と一旦相談に行ってくれた。
結局落ち着いたところは、
前菜の盛り合わせ
マルゲリータとキノコのハーフand ハーフのピッツァ(小)
鶏肉と栗のリゾット
手長エビのグリル
スズキのグリル
鯛のブイヤベース煮込み
(予約の時にお願いしてあった秘密のドルチェ)
確かに並べてみると多いかも。お腹いっぱいまで食べてしまった、という感じはあるけど、でも美味しかった。私は特に手長エビのグリルと最初に出て来たパンが好きだったな。
そして注文したものを「お腹いっぱい、美味しかった」と食べ終わって、ちょっとゆっくりしているところに、陽気なウエイターさんたちが全員(5人くらい?)そろって現れる。「Happy Birthday Kazu○○」とチョコレートでデコレーションしたプレートにケーキを三種類載せて持って来てくれた。そして、バースデーソングを歌い、ろうそくを消した後には、大きな拍手。
「こんなことやってもらったことない」
と父も言っていたけど、確かに父がろうそくを吹き消すなんてことを見た覚えがない。ビールとワイン3杯で結構酔っぱらっていたし、更に恐らくケーキなんて別に欲しくなかっただろうとは思うけど、嬉しそうだった。こちらもちょっとずつ3種類のケーキを食べられて美味しかった。満足。
お店の雰囲気も良かったし、また機会があれば、行こうと思う。アラカルトにするときは、量と値段に注意。考えてた予算を6000円ほどオーバー。結局、父が「ごちそうしてもらったなんてバレたら母ちゃんに叱られる」って自分で払ってくれたけど。(結局、今年の誕生日のプレゼントは映画とバースデーソングのサプライズになりました)