制作プロジェクトHaLoを主宰するayakoが、音楽、写真などHaLoとしての活動について、また、mac、旅、映画、本、猫、食べ物、気になったニュースなどについて、徒然に綴ってます。


by ayako_HaLo
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沖縄とヤマトの告別式の違い〜てるりんさんの告別式に参列して

3月12日に沖縄葬祭場の告別式に出たのが、沖縄で参列した初めての告別式だった。

今回沖縄本島滞在は、大学時代からの友人Aちゃんの所に2泊とも泊めてもらった。Aちゃんは何年にも渡って英語の集中訓練コースのプログラムを一緒に作ってきた、とても仲のいい友人の一人。去年結婚した奥さんとはその時に一度会ったきりだったにも関わらず、急な滞在のお願いを快く受け入れてくれ、他人(ひと)の家とは思えないような滞在をさせていただいた。彼はホンジュラス(中米)に二年ほど行っていたのでスペイン語もある程度出来るみたいだし、英語は堪能だけど、大学での専攻は「理科教育」だったり、まぁ、私も人のことは言えないけど、変わった経歴を持っている。現在は沖縄で海外から日本に来る研修生に、恐らく主にパソコン回りのことを教える仕事をしているらしい。

今回、てるりんさんの告別式に参列するにあたって、心が一番大事とは思いつつ、ヤマトの風習とは違うところがあって、失礼があっても嫌だと思ったので、Aちゃんに一応事前に相談してみた。彼もヤマトンチュなので、沖縄で告別式に出たことがない、ということだったけれども、ちょうど11日の夜に「三線」のお稽古にお師匠さんのところに行く、というので、その時に何かあれば聞いて来てくれることになった。

Aちゃんと一緒にお稽古をしている「おじい」たちと三線のお師匠さんによると、心が大事、ということが共通認識だったらしい。更に、私は知らなかったけれども、沖縄では元々「数珠」を持ってお祈りする風習はなかったそうだ。それでも、「最近は葬儀屋でも数珠持って来ることがある」とおっしゃっていたとか。でも、ヤマトのことも分かってるから、数珠を持ってお祈りしていてももちろん悪い気はしないし、それがそちら側の本式である訳だから使って一向に構わない、ということだった。

12日のてるりんさんの告別式に参列してみて気づいたことが三つ。

一つは、確かにお師匠さんたちのお話の通り、数珠を持ってお焼香している人の姿を見かけなかったこと。これは、事前にその話を聞いていなかったら気づかなかったかもしれない。私の目に入った範囲内では一人もいなかった。私は構わない、と言ってもらっていたから数珠を使ってお祈りさせてもらった。

二つ目は、祭壇に対して親族の方達が座る位置がヤマトとは違う、ということ。てるりんさんの祭壇に向かって右側に恐らく親族の「男性」が座ってらして、向かって左側に「女性」が座ってらした。きれいに男女で座り分けていらっしゃったので、こちらはすぐに気がついた。ヤマトでは祭壇に向かって両側に親族席が設けられていても、特に決まりはなく、縁の濃い人たちから夫婦、兄弟姉妹そろって、ある意味適当に座っているように思う。

そういえば、伝統的な沖縄の門にある「ひんぷん」も右側から男性が入り、左側から女性が入る、と聞いたことがある気がする。この告別式の男女の座り分けについては、告別式の後に中江さんと話した時に、彼も口にしていたので、たまたまてるりんさんの告別式だけ特別だったということではなさそうだ。

三つ目は、お清めのお塩。私が子供の頃、祖父のお葬式を出した頃だから20年以上前の記憶では、お葬式やお通夜に出て帰って来たら、家に入る前に「お清めのお塩」を体に振ってから家の中に入っていた。でも、それが去年の10月の祖母の葬儀(佐賀市)の時は、葬儀屋さんからわざわざ説明があって、「今は亡くなった人との接触を「清めなくてはならないもの」という捉え方をしなくなったので、お清めのお塩の風習はなくなりました。」と言われた。そして私の記憶の中で昔は「会葬お礼」に必ずついていた「お清めのお塩」のパックが無くなっていた。

この祖母の葬儀の時が、お清めのお塩が無くなった、ということを知った初めての時だったので、半信半疑のところがあったのだけれど、先月知人のお父様のお通夜(東京)に伺った時にいただいた「会葬お礼」にもお塩がなかったので、「そういうことになったんだ…」と理解していた。

だから、今回も告別式に出た後にAちゃんの家に戻った時も、全く「お清め」することもなく部屋の中に入ったのだけれど、部屋に入ってから「会葬お礼」を取り出して見てみると「お清めのお塩」のパックがついていた…。うかつだった。会葬する時には風習の違いに気をつけていたにも関わらず後のことについてまでは気が回っていなかったので、気づかなかった。

ヤマトの告別式のこともよくわかっていないので、たぶん色々知っているとまだ違うことがあるのかも知れないけれど、今回私が気づいたのはこの三つだけ。

「もっと気付け」とは言われるかも知れないけど、てるりんさんは私がこういうことに気づいた、ということを書いても「不謹慎な」とは言わないと思うので書かせてもらった。書きながら、「亡くなられてもまだまだ色々教わることがあります。教えて下さい。」とお祈りしているところである。
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by ayako_HaLo | 2005-03-18 14:47 | travels | Trackback | Comments(0)