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制作プロジェクトHaLoを主宰するayakoが、音楽、写真などHaLoとしての活動について、また、mac、旅、映画、本、猫、食べ物、気になったニュースなどについて、徒然に綴ってます。


by ayako_HaLo
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フィルム『メコンに銃声が消える日』

友人が東京新聞の記事を知らせてくれた。

2005年4月28日東京新聞記事
「日本人が記録した 陥落 その日のサイゴン」

まったく知らなかったけれど、サイゴンが北ベトナム軍に陥落するその日の映像を記録したフィルムがあったんだ…。その監督さんを交えてのトークショーと30分のフィルム上映ということらしい。ベトナム戦争が終わって30年。本当のところを言うと、私には実感の乏しい歴史。

日時:2005年4月30日(土)17時〜19時
場所:浅草SHOWホール(台東区浅草2-10-1)
会費:1500円


問い合わせたら、この記事が東京新聞に出た後、問い合わせが多くて、既にこの日は一杯になってしまったらしい。それで急遽第二回目を組んだそうだ。日程とトークショーの参加者が監督以外は変わってしまう可能性あり、という以外は同じ。

◆◇◆「メコンに銃声が消える日」特別上映会のお知らせ◆◇◆
−−1975年4月30日「サイゴン解放」にシャッターを切った男たち−−

監督:楠山忠之、カラー・27分
日時:2005年5月11日(水)17時〜19時
場所:浅草SHOWホール(台東区浅草2-10-1)
 銀座線田原町下車5分、浅草演芸ホールとなり
会費:1500円
主催:福田記録写真工房(福田文昭)
 tel&fax 03-3874-0428 携帯090-3227-6134


それにしても東京新聞の中の以下の記述が引っかかった。
「当時はまだ、戦争報道は自由だったという。」
ベトナム戦争自体決して肯定できるものではないにしても、当時はその状況をつぶさに伝える報道の自由さがあった、というのは健全だったのではないか。だからこそ、反戦運動がきちんと機能した。今は、裏を返せば「戦争報道が自由ではない」。本当の悲惨さが伝わっていない。これが、一般の人たちの目から戦争を遠ざけ、反戦という方向に大多数の意識を向かわせない。ベトナム戦争でアメリカが学んだのは戦争報道を不自由にすることだったんだ…。そしてその教訓は日本にも伝わっている。
by ayako_HaLo | 2005-04-29 15:44 | films/pics