制作プロジェクトHaLoを主宰するayakoが、音楽、写真などHaLoとしての活動について、また、mac、旅、映画、本、猫、食べ物、気になったニュースなどについて、徒然に綴ってます。


by ayako_HaLo
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ザ・ベスト・オブ・ジャズ --101人のこの1枚

b0024339_12205863.jpgCDジャーナル ムックSUPER DISC SELECTION
ザ・ベスト・オブ・ジャズ
--101人のこの1枚

という本が5月31日(火)に発売される。

実は二ヶ月ほど前に、この本の中の101人のうちの一人として書いてみませんか、というお話をいただいた。

お話をくださったHさんも私がジャズを聴いて来ていない事をよーくご存知で、そういう人も含めたいから大丈夫、とおっしゃった。(だってそのとき頭に浮かんだのはマイルスDの「Kind of Blue」しかなかったし) 私と来たら、このお話を伺って初めて「ジャズって一体何?」と考え始める始末で、広辞苑を開いてジャズの項目を引いてみたり、ネットで検索し始めてしまった。広辞苑には
アメリカに発生した民衆音楽。20世紀初め南部のニュー・オリンズで、黒人の民族音楽をもとにしたブルース・ラグタイムなどが白人の音楽と融合してできたもの。主にピアノ・トランペット・サキソフォンなどを用いる。アフター・ビートによる独特の力強いリズムとスイングを持ち、集団的即興演奏を生命とする。
とあったけれど、正直ものスゴク広い範囲をジャズと言ってしまってもいいんじゃないか、と思えてホントにいいの?と困ってしまった。

そのことを正直にHさんに話すと、
「広辞苑」のジャズの項目を書いたのは、僕であります(笑)。
というのはさておいて、聴こえてくる音楽がジャズかそうでないかを決めるものさしなんてものは最初からないのです。
自分にとってそれがジャズと思えるものであるなら、それで充分なのでは。
とのお言葉をいただいた。

ははぁ、「一体ジャズとは何か」という問いに私が答えらなくても当たり前だったんだな、とお言葉を鵜呑みにし、更に広辞苑のジャズの項目を書いた人が、「ソレで行きましょう」と言ってくれるアルバムについて書いたらきっと大丈夫だ、と自分に言い聞かせ喜んでお受けする事にした。ほぼ毎日、勝手な事は書いているけど、誰かに頼まれて何かを書く、という作業は初めて。初めてのことって大好きだから普段はお言葉に甘えてホイホイやらせていただくのに「ジャズって?」という状態だったから、めずらしく「大丈夫かな〜」と引き受けて良い物かどうか考えてしまっていたんだけれど、お陰で気持ちが楽になった。

「Kind of Blue」はほとんどジャズを聴いて来ていない私が、"blue"を作る時にそのタイトルから「聴こう」と思って聞いたアルバムで、このアルバムは文句なしにジャズ(と誰もが認めるでしょ?)。ジャズか、ジャズじゃないか、という部分で心配する必要はなくなるけれど、ジャズのムック本を手に取る人でこのアルバムを「知らない人」っていうのは恐らく皆無だろうし、じゃぁ、文章の内容だけで楽しんでいただけるような物が書けるか、と自問したら「難しいでしょう」と自分が答えたので、残念ながら書けなかった。

その後Hさんの元に3枚のアルバム音源を送った中から一枚書かせていただいた。機会を与えて下さって更にその後(お忙しいのに)私からのメールでの質問に何度も丁寧に答えて下さったHさん、どうもありがとうございました。

みなさまへ。私の部分はともかく、他の100人の方たちの書かれた文章はとても期待できると思います。私も楽しみ。2005年5月31日(火)発売。よろしければお手に取ってみて下さい。

ちなみに最終的に私が書いたのはMaria Kalaniemi Trioの「Tokyo Concert」。購入はアルバムタイトルをクリックしても、こちらでも出来ます。(別々のところです)
これはホントにスゴクいいアルバムです。
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Tracked from 穏やかで静かな午後に・・・ at 2005-06-18 02:19
タイトル : 本「ザ・ベスト・オブ・ジャズ 101人のこの1枚」
ザ・ベスト・オブ・ジャズ 101人のこの1枚 ayakoさんの"from ayako"で紹介されていた「ザ・ベスト・オブ・ジャズ 101人のこの1枚」(CDジャーナルムック)を購入した。 ayakoさん自身も101人の中のひとりとして記事を投稿されているので、HaLoファンでまだ購入... more
Commented by Rieko at 2005-05-31 02:45 x
その原稿云々ではなく、Hさんと言う人が編集者としてとても素敵だなと思いました。そういう人と相談しながら原稿がかけるということは幸せだなというか、うらやましい。私は書き手に専念する時は、いい編集者にエスコートして欲しいといつも思っています。最近、編集の仕事を、ただ仕事を発注して、受け取って、校正するだけだと思っている人が多くて、ちょっと淋しい。もちろんそれで済む仕事も多いんですけど。
Commented by shintaro at 2005-05-31 13:41 x
今日発売なんですね。さっそく買いに行かねば・・・
あ、でも九州は二日遅れの場合が多いんで明後日になるかもしれないな~。
とにかく夜にでも本屋にいってみま~す。
Commented by ayako_HaLo at 2005-05-31 13:42
いや、ホントに私は恵まれているんだと思います。これだけをやってらっしゃるわけじゃないはずなので、他にも色々抱えながら、それこそ101人からの質問や問い合わせに迅速に答え続けるその作業だけでも大変だと想像したのですが、質問しない訳にもいかないし…。頭が下がりますね。そしてRiekoさんがおっしゃるようにそう言う「手間」とか「ケア」の出来ない人ばかりが増えているとしたら、大変な事ですね。後が育たない。

そういうケアの出来ない人って、自分が「書く側」に回った事がないってことですかね?RiekoさんとかHさんみたいに書く側にも回る人たちは気が回ると思うんですが。
Commented by ayako_HaLo at 2005-05-31 13:44
shintaroさん、ちょうど同じタイミングでした。ありがとうございます。私も本屋覗いてみよう〜。
Commented by sfu at 2005-05-31 15:16 x
ケアのできない人って、想像力が欠けてるんだと思います。編集者ってとってもプロの仕事だと思うんですが、その「プロ」を、プロフェッショナル/専門家の略だと思いもせずに、プロダクションに所属してる人だって思ってる人、多いですから。製造に関わる人(プロダクツの略?)だと思ってる人もいた。編集者だけじゃなく、レコード会社の人なんかも、想像力欠如の人ばかりで日々やんなります。Hさんは僕も知ってるけど、いい意味で職人さんで、信頼できる数少ない人ですね。
Commented by ayako_HaLo at 2005-06-01 11:11
自分も含めて想像力って気をつけていないとしぼんでしまう。私は時々まわりとのギャップで「想像し過ぎ?」と思ってしまう時もあるけれど、それくらいでちょうどいいのかもとも思ってます。
Commented by H at 2005-06-02 20:23 x
遠慮すべきかなとも思いましたが、一言。今回いただいたのはとてもいい原稿でした。「素直に音楽と向き合う」というのは、実はプロの書き手ほど難しくて、誌面にフレッシュな風を吹き込んでいただけたと思います。
それにしても、物故者を含む再録を除くと、70人ほどの方々から連日ああだ、こうだの連絡。おもしろかったけれど、くたびれました。でも、おかげさまで、いい本ができたと思います。感謝。
Commented by ayako_HaLo at 2005-06-03 15:34
まあ。Hさんに褒めて(自分に取っていい話は額面通り受け取りますので)いただいて、嬉しいです。でも、ホントにお疲れになったでしょうね。101人じゃなくても70人から次々に連絡が来たら…。とてもお手を煩わせた一人として、再度「ありがとうございました」。
Commented by shintaro at 2005-06-03 16:13 x
悲しいことにまだ手にすることができないでいます。 
昨夜近所の本屋を3軒ほど廻りましたが、どこにも置いてないんですよ。
尋ねたらどこも取り寄せになるらしいのです。
口惜しいんで、明日天神まで行って買ってきます(笑)
Commented by ayako_HaLo at 2005-06-04 12:39
天神にはありましたか?
(特に小さい)本屋さんって今どうしているんでしょうね…。ホントに大量に売れることが予想されている雑誌とかが中心なんでしょうか。私も最近はネットで買うか、中を見たい場合は超大型店に行ってしまうので、小さな本屋さんは大変だろうなぁ、と思います。

何かこの分野は、という取り揃えの厚い分野を作るとか、本のことをものすごく良く知っている店員さんがいるとか、そういうことでもなければ厳しいでしょうね…。
Commented by shintaro at 2005-06-05 22:52 x
結局天神まで行く時間が取れなかったので、アマゾンに注文しちゃいました。サイドバーにあるライフログから飛ばせていただきましたよ^^
Commented by ayako_HaLo at 2005-06-06 13:01
このエキサイトのライフログからアマゾンにリンクが貼ってあるのは、エキサイトの方で何らかの集計をしているのか、それともアマゾンのアフィリエイトをエキサイトが適用を受けているのか、何の発表もないのでわかりませんが、私は恐らく後者だと思います。このブログ開設自体は無料で、更に私の場合、今のところ画像の容量30Mまで使用していないので何の課金も受けていません。ただし、ブログの中にアフィリエイトに繋がるリンクを貼ると記事を非公開にされるので、エキサイトはアフィリエイトを通じて少しだけ収入を得ているのか、と想像しています。まぁ、何にしてもご注文ありがとうございました〜!アフィリエイトも私に入って来たら良かったんですけどね〜w
Commented by shintaro at 2005-06-06 13:43 x
あらま、そうだったんですか。私はてっきりayakoさんの実績になるものと思ってました。
エキサイトって規約で個人がアフィリエイト広告を貼るのを禁止しているんですね。それなのに、エキサイト自身がアフィリエイトの収入を得てるなんて、ん~~、なんだか納得いきませんね~
Commented by sfu at 2005-06-07 02:36 x
池の上(東京都世田谷区北沢)の本屋さんにはかなりの冊数ありましたよ。ここは音楽好きのオーナーなのか、小さな本屋さんのわりには品揃えがとてもいいので愛用しています。Mac雑誌も全て置いてあるし(笑)。でも小さな本屋さんはとても大変だと思います。もちろん小さなレコード屋さんも、小さなお豆腐屋さんも、小さな喫茶店も…。小さな本屋さんの実態(内部事情?)は、晶文社の「就職しないで生きるには」シリーズの早川義夫さんの「僕は町の本屋さん」だったかな、タイトルちょっと怪しいけど、その本がとてもとても面白いです。
Commented by ayako_HaLo at 2005-06-07 09:10
アフィリエイト目的のサイトばかりになっても気持ち悪いですから、無料でブログの提供を受けているってことで、私は納得しているんですけどね。まぁ、そこまで開放してくれたらもっといいのかもしれませんけどw

小さなお店、がんばってほしい。だけど、どうみても「無理だ〜、応援できない〜」というお店も存在しているのは事実だな。池ノ上のお店みたいに何らかのタイプの人には「品揃えがいい」と言われるお店にしないと、ね。マスを狙ったら、大型店、ものすごい立地のいいお店には叶わないから。
Commented by sfu at 2005-06-07 19:41 x
アマゾン、僕は非常に複雑ですね。今日(6月7日)の朝日新聞夕刊の"1分半"というコラムにアマゾンのバイトに対するノルマ「1分に3冊」ということが書いてありました。朝日新聞取ってる人は読んでみて下さいな。このコラムでも取材を受けていた横田増生さんの本は以下です。
「アマゾン・ドット・コムの光と影」横田増生:著 情報センター出版局
Commented by shintaro at 2005-06-08 00:42 x
音楽好きな本屋さん、良いですね~
うちの近所にもそんな本屋さんがあれば良いのですが。
うちの周りにはそういった小さな本屋さんがほとんど無くなってしまいました。あるのは大型店のチェーン店(TSUTAYAみたいなレンタルビデオと一緒になってるようなの)ばかり。
田舎だからなおさら小さな本屋さんはやっていけないんでしょうかね~

ちなみに「101人の~」の在庫を問い合わせてみたのは、たぶんayakoさんもご存じの福岡・佐賀にチェーン展開している「積文館書店」の佐賀南バイパス店。在庫があるとわかったのは約20店中、福岡天神、大牟田、佐賀有田などのわずか3~4店。九州では有名な大型チェーン店なんだから、もう少し入荷させてもいいんじゃないですか~w
Commented by ayako_HaLo at 2005-06-08 09:52
アマゾン、私もつい早いし便利だから使っちゃう。絶版に成ってなければかなりの品揃えだし。でも入手まで3-4週間とかになってるのは、3-4週間以上たってから「入手できませんでした」という知らせが来ることも結構あるってことを聞いた。

バイトが一分に3冊っていうのは、そのスピードで発送しろってことですか。それはすごいスピードですね。そしてそのスピードを求めてるのは私たちなんだよなあ。この間の列車事故でも、もちろんJR西日本の会社の体質にも問題あるだろうとは思うものの、分刻み、秒刻みのダイヤを求めてるのは私たちで、それにも原因があると思う。のんびりいきたい。

小さなお店は全般的に地方の方が急速に無くなって行っていますね。佐賀市唐人町、神社横のアーケードももう機能しなくなって数年たっています。積文館ももとはアーケードにあったのに大型店化をしたのは、私が佐賀を出た直後くらいだったでしょうか。大型店になっても品揃えが悪いって困ったものですね。

佐賀に帰る度に小さな個人経営のお店がなくなっていて、「地元の人はこのままでいいの?」と思ってしまいます。がんばって欲しい。消費者、商店ともに。
Commented by shintaro at 2005-06-18 02:08 x
「ザ・ベスト・オブ・ジャズ 101人のこの1枚」 読みましたよ。
ジャズにちょっとだけ足を突っ込み始めている私には、非常に興味深く、面白い本でした。この本を参考にしてもっとジャズの奥深さを勉強していきたいと思います。
驚きだったのは、私の好きなキングクリムゾンのアイランドが取り上げられていたこと。このアルバムには私もジャズの香りを感じていたんですが、まさかこの本の中で登場するとは・・・ 浜野さんの「ジャズかそうでないかを決めるものさしなんてものは最初からないのです。」というお言葉、なるほど、とふか~く納得いたしました。
浜野さん、良い本をどうもありがとうございました。
「B級ジャズ名盤迷盤101」の方も購入させていただこうと思っております。
Commented by ayako_HaLo at 2005-06-18 10:42
ありがとうございます。私はまだ「拾い読み」状態です。でも、そういう風に読めるのもこういう本のいいところですね。それぞれの人たちの思い入れ、読んでいて楽しいですね。
by ayako_HaLo | 2005-05-30 12:40 | HaLo news | Trackback(1) | Comments(20)