制作プロジェクトHaLoを主宰するayakoが、音楽、写真などHaLoとしての活動について、また、mac、旅、映画、本、猫、食べ物、気になったニュースなどについて、徒然に綴ってます。


by ayako_HaLo
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英語の発音の特訓/英語の勉強

ある放送局制作のドキュメンタリー番組(1時間番組)2本の「英語の」ナレーションの収録を来週早々行うことになっている。

この番組は日本語版ではタレントさんがナレーションしていて、既に地上波で放送されたもの(とそのリメイク)。このドキュメンタリー作品を海外の「賞」に応募する為に英語版を制作するということで、微力ながらお手伝いさせてもらうことになった。(そんな訳で、どかんと賞を受賞しない限り、審査員以外ほとんど誰の目(耳)にも触れないと思いますが…)

ドキュメンタリーの英語のナレーションをするのはこれが3本目と4本目。前の二つもやはり賞に応募する為の英語ナレーションだった。

ナレーション原稿を受け取ってから2週間ほど。英語のミスのチェックも兼ねて(もちろん、翻訳した人の方が私よりずっと英語できるんだけど、それでも何度も読んでいて気持悪いところって何か問題がある場合が多い)荒読みを一週間ほどしてから、今週はずっと「読みの練習」をやっている。(←ホントにバカみたいにずっと声に出して読んでいるんだから…w)

で、昨日はオーストラリア(タスマニア)人の友人の家にお邪魔して、私の読みのチェックと、原稿の英語のチェックをしてもらってきた。

私が原稿を読むのを聞いてもらい、問題があれば止めてもらう。一週間読み込んでいても、日本語よりやっぱり「つっかえる」ところが多いのはまぁ、いいとして(もっと練習する!)、自分の発音のウイークポイントを指摘してもらった。

まず、「world」(ワールド)。ひゃ〜、まぁ発音の難しい単語だとは思っていたけど、こんなに難しいとは!(しかも今回の原稿の中に、まるで私のworldの発音練習みたいにこれでもかって言うくらい出て来る)。私が弱いのは[d]の前の[l]の音。本当にかすかな音なんだけど、ある程度の舌の面積がきちんと所定の場所(上あごの土手の辺り)についていなければいけないらしく、私の場合は「word」との区別がきちんとされていないときがある、とのことだった。現在特訓中。だいぶ出来るようになってきたと思う。

それから、これはこの単語、という訳じゃなく、「th」の音。特に「this」なんかを意識ないくらい早く発音しようとしている時に「dis」になっている、とのこと。ひゃ〜。こっちは、「頭ではしっかり理解していた」から尚更ショック。自分では全く気づいていなかった。意識すれば発音自体はきちんと出来るしね。意識にないときにも、早口で話している時にもちゃんとこの音を出せるようになりたいもの。

発音に関しては今回はこのくらい。実際はまだまだ「なまり」はあるんだと思うけれど、聞き苦しくない程度の「なまり」は、場合によっては「イイ」と思うんだ。どこまで行っても、自分がネイティブスピーカー(並み)になれないのは明らかだから。

本当は、自分でもきちんと意識して区別できていない音、と認識している音に「あ」の音がある。英語には、日本語で書いたら「あ」と書き表すしかないような音が数種類ある。その全ての音を単独で、意識して発音できる状態に自分がいないのを知っているから、いずれそこにも手を出したいけど、今回は大きな二つの課題が見つかったから手を出さなかった。実際、単語の中に入っていると大部分は問題ないと思うのだけど…。(発音の勉強の王道として英語はまず「子音から」だと思うし)

そして英文のチェック。もちろん発音と平行してやっていたんだけど、改めて「言われたらわかるんだけど、ゼロの状態からどうなの?って言われたらわかんないよ(っていうのが多い)」のが「冠詞」。「a」「the」「どちらもナシ」「誰かのって意味のher、his、theirなど」のどれが一番場面にふさわしいのか。これとちょっと関連するんだけど、抽象名詞を複数形で使用するときと、単数形で使用する時。

一個、「今回わかったかな」と思ったのは「feeling」。「I have a feeling that he does not like Japanese food.(彼は日本食が好きじゃないんじゃないか、という気がしている)」というときは単数形を使うけれど、「His words always hurt my feelings.(彼の言葉はいつも私(の気持)を傷つける)」のような時は「感情は常に複数あるから(だと思う)」ということで複数形になるようだ。

これも冠詞(の概念)と関連しているんだけど「one after another」という表現。「Students are coming out of their classroom one after another.(生徒たちがひとりひとり教室から出て来ている)」←それぞれの生徒一人一人が誰であるか、ということを意識して(わかって)見ている訳ではない、という場合はこれでOK。他に「My children are coming out of their room one after the other.((私の)子供たちがひとりひとり部屋から出て来ている)←はっきりと誰が出て来て、次は誰が出て来ているということを認識している場合。「one after the other」ううーん、この表現、私は知らなかった。原稿を翻訳した人も、やっぱり「冠詞」で間違っているところが結構あったし、この部分も本来は、『二人、誰が、というのを認識しているので「one after the other」である』べきところを「one after another」になっていた。いや〜、冠詞はホントに難しい。非西洋語圏の人たちには永遠の課題かも。

他にも「mental health care(メンタルケア)」という単語が今回出て来た。mental(精神的な)に関しては、この単語一語だけで独立して使うとかなりヒドい意味になってしまうので、必ず「health(健康)」とか「disease(病気)」など後ろに補うこと。これまでにも何人かのネイティブの人たちから、「mentalの使い方は注意が必要」(とても強いヒドい意味になってしまう可能性があるから)と言われて来たけれど、今回もやはり言われた。この単語はまだきっちり言葉の枠組み全体像を捉えきれていない気がしているので、いつも使うのが怖い。

は〜、というわけで、もう少し練習を重ねます。使っている時間で割ったりして「仕事」として考えたら、ま〜、恐ろしく効率の悪い仕事ではあるけども(コンビニバイト以下でしょう)、逆に考えるとお金をいただいて「勉強させてもらえる」というのはなんと幸せなことか、と思う(思い返すと、これまでにもそんなことをいっぱいさせてもらって来たなぁ)。手伝ってくれた友人には、私の収入からお礼をお支払いする予定。本当にすっごく為になった。今更なかなか発音のチェックしてもらう機会は日常生活にはそうそうないから…。それに昨日だけで軽く4時間みっちりやってくれたし、更にメールで字幕部分のチェックをお願いしているし(まぁ、ホントはこっちは私の、今回ナレーターとしての仕事じゃないけど、どーせ作品を仕上げるならより良いものにしたいといつも思う)、友人にとっても決して「いい仕事」にはならないはずだけど、「楽しかった」と言ってくれたし大目に見てもらおう。よし、がんばりますゼ。

ちょっとばたばたしてます。コメントくださっているのに対するお返事は、もちっとまってください!
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Commented at 2005-07-17 05:06 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by edo at 2005-07-17 10:29 x
去年私も初めて外国語ナレーション(ただし残らないものです、会場のお客さん向け)をすることがありました。本当に大変だった・・・ナレーションの経験、英語の仕事経験のたくさんあるayakoさんでも、これだけ努力して練習してるのね!私は練習足りなかったわ~、と痛感です。参考になりますわ。頑張って!!
Commented by ayako_HaLo at 2005-07-17 10:47
Makiちゃん、ありがとう。直した。

すみません〜。19日までは、動きが取れません。
コメントのお返事や新しいポストも19日以降に!
Commented by ayako_HaLo at 2005-07-19 14:11
カナダ人とアメリカ人っていうそういう大きなくくりでも発音違うのかぁ。アメリカの内部でも例えば南部の英語は全然違うっていう認識はあるけど、そういう大きな固まりとしてもすぐ近くなのに違うって面白い。FYIがどんな風に違うのか聞いてみたいなぁ。

普段は最近「イギリス英語」の影響をかなり受けている私ですが、今回は出来るだけ「アメリカで」と思ってやりました。アメリカの賞に出すのが多そうだったので。

「残る」と思うと、やっぱり「そのときのベスト」を尽くしたい。そして前よりは良くなりたい。そう思います。それから「日本人である私が英語のナレーションを担当することのマイナス」っていうのは確実にある訳で、そのマイナス部分を補った上で更にプラスの部分を付け足すつもりで臨みました。結果は…、どうでしょう(笑)。

少なくとも収録には日本語のナレーションの3倍ほどかかりました。普段日本語のナレーションは、かなり早いっていうのもありますが。
Commented by ayako_HaLo at 2005-07-19 14:12

収録は二本で間にお茶休憩などを挟んで7時間に及び、途中で「あ〜、やばい、集中力が切れる!」と思う瞬間が、2本目の終わりの方にありましたが、何とか終わって良かった〜。そんな感じなので、自分は自分の音をまだ聞いてません。早く聞いてみたい(けど、へこむかもw)。
Commented by Makiko at 2005-07-20 09:39 x
うちの夫によると、アメリカ人は(たとえ北部に住んでいても)多かれ少なかれ南部訛りがあるそう。うーむ、ほんとかな??アメリカ国境近くに住む東部のカナダ人もそうだとか。Torontoは”タラァーント”、Campだったら”キィヤァーンプ”、Americanは”アマァーリカン”ってなかんじの発音になるらしい。うまく日本語で表記できないけど。

じゃあカナダ訛りは?って聞くと自分では全くわからないらしい。スペルや語彙の違いは簡単に指摘できるけど、発音は外部の人の視点じゃないとわからないものなのかしら?

Commented by ayako_HaLo at 2005-07-20 13:30
あぁ、何となくわかるかも。カナダの方がイギリス英語に近いと言うか、æ(a+eを同時に発音するような発音記号。ちゃんと見えてるかな)の音がない/もしくは少ないのかな。campの方の「a」の発音はこのa+eのはず。

スペルや語彙の違いってどんなの?
携帯電話、地下鉄、ガソリン、それぞれカナダでは何?(これは米英で違うもの。カナダがイギリスと近いかどうか、何か共通点があるかな、と思ったの)
Commented by hiroyama at 2005-07-20 13:34 x
お邪魔します。マスカラ抜いてたhiroyamaです。
実習明けのお仕事とはこちらでしたか。お疲れさまでした。拝聴できなくて残念。

私は2年ばかりの在米生活から戻ったとき、知人に「英語がさぞうまくなったでしょう!」と言われたのですが、発音に関してはむしろ日本語っぽくなって帰ってきた気がします...(そもそも30代で海外行ってもよほどの心がけがない限り劇的にはうまくなれません!)。日本人で旅行者として使っていたときは「英語らしい」発音を心がけていたつもりなんですが、英語環境に暮らしてみると、英国、米東海岸、西海岸の発音や語彙が混ざった上に、日本人特有のストレスの弱いフラットな喋り口という自分の妙竹林な英語を自覚してしまいました。リズムや対話の流れを意識すると、むしろメッキな真似事英語が抜けて地金の日本人らしい英語が表出してしまった感じです。ま、いいかどうみても日本人だし。

そんなこんなも帰国して2年も経ってるともう揮発してなくなってしまいましたが。英語って理屈じゃなくてフィジカルトレーニングにすごい近いイメージです。反射的に反応できないとダメだし。長くなりまして。ではでは。
Commented by ayako_HaLo at 2005-07-20 14:01
hiroyamaさん、こんにちは、ようこそ。

マスカラ抜いてた実習の話はまた後日ここに書こうと思っています。

そうですか。私も似たような感覚を持っています。個々の発音の「音」が出せるようになっても、日本語からひっぱってきてしまう「フラットさ」というのは、抜けない。自分の英語も「ストレス弱いな」といつも思います。さらに、1年インディアナに住んだ後に帰国してから既に13年ほど経つんですが、その頃より、英語を話す/聞くチャンスは減っているものの、ある部分では「伸びた」と思うんですが、逆にネイティブ同士のディスカッションに割って入れる力がないことを一昨年の夏痛感しました。思いっきりティスカッションできる「母語圏」に住むのがいいな、と思い現在に至っています。

結論としては「日本人らしい英語」いいじゃん。日本人なんだもの。とある種開き直った。それをプラスにする術を身につけたいと思っているというところでしょうか。普通に話しているときは、英国、米国の発音や語彙はきっと混ざりまくっているでしょうね、現在はw。「区別」できるようになりたいとは思うんですけどね。いや、なかなか。
Commented by Makiko at 2005-07-21 11:45 x
うーんとね、ガスはそのままGas,携帯はCell(er )かCeller Phone,地下鉄(トロントとモントリオールしかないけど)Subwayかな。多分アメリカと一緒だと思う。

語彙は、一番顕著なのはトイレ。カナダではWashroomが一般的。空港とかはアメリカ式にBathroomって表記するところもあるけど。あと、警察官を示す俗語は”Mountee”とか。これはRoyalCanadian Mountain Policeっていうのがカナダ警察の正式名称なんで、mounteeは略語からきてると思う。

スペルは・・・。中心とか中央のcenterはcentreと綴る。清算時のCheck Outはアメリカと同じだけど、小切手はChequeと書くとか。Travelの進行形はTravellingとLが2つとか。不思議だね、同じ言語で同じ大陸にいるのに差があるなんて。

でも一番わかりやすい差は”だよね?”とか”でしょ?”っていうときに”eh?”という言葉を使う。”huh?”とは言わないなあ。なので(特に年配の人の話を聞いてると)”エイ?”ってやたらでてくる。”eh?”さえ加えればもう立派なカナダ語(?)の完成!
Commented by ayako_HaLo at 2005-07-21 13:36
私が出した「例」が全て「近代的なもの」だったから、それに関しては「アメリカ式」ですな。でも、古くからある単語になると英国語のまま残っているのがありそうだね。centreなんて、その例でしょ。theatreもそう?clourは? なんて、ごめんごめん、質問続いて。

"eh?"って、イリギスでも
Commented by Makiko at 2005-07-22 22:48 x
そうそうTheatre、っていうように英国式の綴り。タイプする際、こっちの綴りするとエラー表示されるけど。(US英語がきっと標準設定)

Commented by ayako_HaLo at 2005-07-23 12:24
何か上の私の書き込み途中で終わってるね。変だな。イギリスでも時々聞くな〜、と書きたかったんだけど。

スペルチェックは米語、英語はモノによっては選べるね。カナダ(語)っていうのも選べるようになってるかもしれない。
by ayako_HaLo | 2005-07-16 11:38 | HaLo news | Trackback | Comments(13)