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制作プロジェクトHaLoを主宰するayakoが、音楽、写真などHaLoとしての活動について、また、mac、旅、映画、本、猫、食べ物、気になったニュースなどについて、徒然に綴ってます。


by ayako_HaLo
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東京から名古屋へ/名古屋の喫茶店

10日ほど間が空いてしまったけれど、この間、かなり「濃い」毎日を過ごしていた。昨日、おとといの週末は疲れと風邪気味(のどがおかしい)なのとで「完全休養」。ほとんどパソコンにも向かわなかった。そんなわけでコメントにお返事もできてなくて、ごめんなさい。

順番に行こうと思うので、まずは8月3日の名古屋入り。今回は東京駅発の「JR東名高速バス」で名古屋に向かう。スケジュールとしては5時間半乗車の予定。新幹線の半額ほどの値段(片道5,100円)だったし(東名ハイウェイバスと他の交通手段との比較)、3日の名古屋での予定が詰まっていなかったので、試しに使ってみる。

予定が詰まっていなかったからバスを使ってみた、というのも一つの理由だけれど、交通手段を検索している時に、東名バスドットコムというホームページ(上記の料金比較もこのページの中の1ページ:個人運営)に出会い、もしかしたら、東名高速バス自体のホームページよりも利用者側が必要としている情報に対応しているかもしれないなぁ、と感心したのも大きかったかもしれない。世の中には面白い人がいるもの。東名高速道路沿いに行く(新幹線だと更に乗り換えて移動しなくてはならない)場合や、時間に余裕があって「往復」するつもりの場合には特に、このバスは使える。往復料金になると新幹線の1/3ほどの値段。

東京〜名古屋に向かうときに利用したバスは、ダブルデッカー(二階建て)のバスで、横に座席は三列しかなく、更に前後の椅子と椅子の間隔も広く、驚く角度までリクライニングするし、足を乗せる場所もあるし、快適だった。ただし、冷房がきつすぎて、履いていたパンツの上からスカートを履きカーデガンにスカーフまで巻き付けても冷える感じ。がまん出来ずに途中のSAに停車した時に頼んで温度を上げてもらった。名古屋から浜松まで利用した帰りのバスは一階建ての普通のバスで座席の間隔も狭かったので、長距離乗るのであれば、わざわざ選んででも二階建てのバスに乗ることをおすすめ。ちなみに名古屋駅に到着すればいいのであれば、別にも色々選択肢があるみたい。格安高速バス東京〜名古屋(片道3,500円)(ホットドッグという会社運行)/ビジネストラベル(2,900円〜)名古屋バス(3,000円〜)(オリオンツアー運行)

途中混んでいて、名古屋の到着が30分ほど遅れた。バスの不便なところは道路状況に常に左右されるところ。結果的に6時間乗車となった。疲れと、所用時間を考慮に入れたら、いくら値段が魅力的でもバスを選べないときもありそうだ。(それでも値段が魅力的な場合もあると思うけど)

名古屋に到着して(栄で下車)まず友人に会い、所謂名古屋の喫茶店に入る。所謂名古屋の喫茶店というのが何を意味するか、というと例えば「コーヒー」を注文した時に、コーヒーだけが運ばれて来ることはない、ということ。常時、何らかの「スナック」がついて来る。それはお店によってはピーナッツの小袋だったり、小さなケーキだったりするらしい。今回入ったのは、名古屋を中心に数百店舗存在するらしいチェーン店コメダ珈琲店。確かに気づいてみると「あ、ここにも」「あそこにも」の状態であった。

東京から名古屋へ/名古屋の喫茶店_b0024339_11303551.jpg写真の中で、注文したのは、シロノワールという独特のクロワッサン(温かい)にソフトクリームを乗せたもの。コメダの名物らしい。運ばれて来たそばから溶け出し、その温かさと冷たさを楽しんだ。3人で一個シェアで充分な甘さと大きさ。それからコーヒーと「サマースペシャル」というフレッシュジュース。左下に写っているピーナッツの小袋はそれぞれのドリンクの注文に「ついてきたもの」。

午後のお茶の時間はこんな感じだけど、名古屋の喫茶店の凄いのは、モーニングの時間らしい。どの喫茶店もモーニングをやっていて、その時間にコーヒーなどの飲み物を注文すると「パンと卵などがついて来る」というもの。東京にも確かにモーニングサービスというものは存在し、かなり格安で食べられるようだけど違っているのは、それらが「コーヒーについてくる」というところ。お店によっては「うどん」がついて来るところもあると聞き、笑ってしまった。コーヒー頼んだらうどんがついてくるって…w このモーニングのサービスは田舎の方に行くほど「派手」らしく、いつかその「派手」なモーニングサービスの喫茶店にモーニングの時間に入ってみたいもの。

そんなサービス精神が功を奏しているのか、名古屋はかなり喫茶店が多い。通りを歩いていても、小さな街の住宅街の中でも何軒も喫茶店を見つけることが出来る。そしてやっぱりみんなモーニングサービスをやっているみたい。朝、タクシーなどが何台も止まっているところも見た。喫茶店の数が多くてもやって行ける、というのはそれだけ喫茶店を利用する人たちがいるっていうこと。コメダはたまたま巨大なチェーン店だったけれど、街の中の小さな喫茶店はチェーン店なはずはない、という店構え/規模だったし、これは「文化」だね。コメダに寄った後、名古屋で泊めてもらった叔母の家についてから喫茶店の話をしていたら、彼女もやっぱり近所の人と連れ立って近所の喫茶店に出かけるということだった。私の感覚では主婦が近所の人と喫茶店に行くことは少ない気がする。また、彼女は私たちが「名古屋の喫茶店」と言っている意味が分からなかったようだったので、「名古屋(愛知周辺)以外の喫茶店ではコーヒーを頼んでコーヒー以外のモノがついて来ることはない。出て来るのはコーヒーだけだ」と言ったら、逆に驚いていた。そんな風に地元の人たちに愛され、サービス精神の旺盛な喫茶店が溢れている名古屋では、所謂シアトル系のテイクアウト中心のカフェの数が他の都市と比べると少なかったように思う。確かに数軒だけは見たけどね。がんばれ、喫茶店!

東京から名古屋へ/名古屋の喫茶店_b0024339_11322569.jpg東京から名古屋へ/名古屋の喫茶店_b0024339_11321589.jpg夜はいとこがシェフをするイタリアンレストランで食事。アボガドバナナシェイクは、アボガドの香りと緑色がほんのりついたバナナシェイクだった。生花の飾りもきれい。他のお料理もおいしかったけど、アイナメとアサリの一皿も良かった。あぁ、お店の名前を聞いて来るのを忘れたな。叔母上にごちそうになりました。
by ayako_HaLo | 2005-08-15 11:42 | travels