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制作プロジェクトHaLoを主宰するayakoが、音楽、写真などHaLoとしての活動について、また、mac、旅、映画、本、猫、食べ物、気になったニュースなどについて、徒然に綴ってます。


by ayako_HaLo
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断食〜食養生

松永孝義ライブツアー(←たくさん撮影した写真もアップしたのでHPをチェックしてみて)が終わったとたんに、あれほどきっちり飲んでいた「薬」を止めた。薬をのみながら仕事を続けた/続けざるを得なかったせいもあるけれど、4日の名古屋の後は咳が止まらず、声もかすれて完全に逆戻りした。ゆっくり休んで治せるのなら、今回も恐らく病院に飛び込んでたくさんの薬を服用したり、のみ続けたりはしなかったのじゃないかと思う。

抗生物質は確かに効いた。のみ続けている間はみるみるうちに汚い痰が減っていき、出なくなった。でも、最初にもらった薬がなくなり、ツアーに出る前に診察に行ったときに、汚い痰が出なくなったと言ったら、そこで抗生物質はストップし、それと同時にめきめきと痰が戻って来た。

その他の薬も同じ。のんでいる間は咳が出なかったりするけれど、薬が切れかかると出て来る。しかも薬が効いている時間が短くなっているように感じていた。

そして、気管を広げるための貼り薬(プラスその他のたくさんの薬を同時に取っていることも影響しているんだろうと思う。もちろん処方通りに飲んでいる)は、貼っていると実は手が震えていた。私はカフェインを取りすぎると「カフェインオーバードーズ」になって手が震えてしまうんだけど、この貼り薬は貼ると一発でそのオーバードーズ状態になっていた。手が震えるって結構怖いものですよ。

というわけで、ツアーが終わり、差し迫った次の「仕事」まで一週間以上の間が空いたので、対症療法から根本的にゆっくり治すということへシフトを試みているところ。

今回のこの状況は単なる風邪とは思いにくく、アレルギーから来る軽いぜんそくも疑い始めている。東京の耳鼻咽喉科の医師には「自覚できるはずない」っていう顔をされたけど炎症を起こしている場所が当初の声帯〜気管支付近から、もう少し奥の気管に広がっていると感じている。もやもやしているところが移動しているんだから、自分の感覚は正しいのじゃないかと思うんだけど。

うちの家系は、母方の祖父がぜんそく持ち。しかもかなり年をとってから始まったのじゃないかということ。母も煙などの誘因により咳き込み始めるときゃんきゃんといつまでも咳をしている。また、弟は、アレルギー持ちでぜんそく持ち。私自身もここ数年アレルギーが出始めていたところだったから、今、突然ぜんそくが出始めてもおかしくはない状況にある。

ただ、今の、いつ突発的にひどい咳が出続けるか分からない、気管にもやもやをずっと抱えている、咳が続けは当然声帯を痛める、という状況が常態化してしまうのはできれば避けたい。「声」という意味では真剣に困る。というわけで、この一週間は特にぜんそく〜気管支炎に対する自然療法の手当、食養に入っている。

手始めが三日半の断食。前に痛みも前触れも何もなく突然下してしまった時にやってから、良さそうだから時々やろう〜、なんて言っていたのに、結局具合が悪くなければやらないのは情けないけれども、この具合の悪さは、一旦リセットした方がいい、っていうサインかもしれないから、まずはリセット。前回の断食よりも格段に楽で、もしかしたら4日やっちゃうか…?とも考えたけど、実は今実家に帰って来ていて、実家ではなかなか続けにくいから、3日半で今日のお昼から、玄米と黒豆の重湯をのみ始めた。

東京で、断食中ものんでいたのは梅干し+醤油+擦りショウガ+番茶と咳止めの為の節レンコンの粉末と本くずをお湯で溶いたものと、無農薬みかんの皮を去年乾燥させていたものを一個分小さく切ってお湯とハチミツを注いだもの。

佐賀では、ハチミツに大根の輪切りを入れて漬け込んだハチミツ大根の汁をすすっているし、番茶と節レンコンも続けている。

そして東京ではびわの葉が手に入らなくて、やれなかったビワ葉こんにゃく療法という手当も昨晩試してみた。これは、黒いこんにゃくを10分ほど茹でて熱くしたのをタオルで包み、びわの葉のつるつるしている方を、気管や弱っているはずの腎臓、肝臓の部分に前後から、また足の裏に当て、その上からやけどをしない程度にタオルでまいたこんにゃくを当ててびわの葉の成分を浸透させるもの。30分温め+1分冷却して、また別の場所を30分やってみたけど、これはかなり気持ちがいい。体がぽかぽかして来るし、じわ〜っと温かくて眠くなる。近所でびわの葉が手に入る佐賀にいるうちに続けておこうと思う。

これらの自然療法は「家庭でできる自然療法」東城百合子著に書かれているものを参考にしている。この本は一般の本屋や流通にものっていないし、私の中では「家庭の医学」的な本として必要な時に必要なページを読むものとして持っているので、レビューも書いたことが無いけど、ときどきぱらぱら見ているだけでも面白い。

実際、自分が食べる味噌や醤油、お酢など発酵熟成が必要な食品が、今スーパーで一般に(安く)売られているものはその熟成時間を短縮〜ナシにするため、また保存するために、ニセモノになってしまっているというようなことを気をつけ始めたのはこの本を手にしてから。

その時から、家の中の食品、特に調味料の点検を始めたのだった。思い返せばここがスタート地点だったんだなあ。まぁ、この食養生と手当で好転するかどうかは、「実験」してみないと分からないんだけど、少なくとも薬を続けるよりは精神的にも肉体的にも気持ちがいいので、佐賀にいる間は続けてみるつもり。色々な症状が慢性化しませんように…。

あとは、週末に弟の結婚式があり、歌ってくれと言われているので、無事に歌ってあげられますように…。

佐賀は晴れていて、温かいです。気持ちのいい風が吹いています。
by ayako_HaLo | 2005-10-11 14:26 | health