一本の茎から採れる金胡麻の量
2005年 10月 20日
もっと大量にあったらやらないと思うけど茎一本だけだし、部屋の中という場所の制限もあったので、茎からさやを外す。さやの中は、こんな風に実が詰まっている。膨らんでいる金胡麻もあれば、最後まで成長できずに膨らまなかった胡麻たちもいる。
この茎を分けて下さったおじさんも言われていた通り、別の事情があって収穫の時期を少し早めて刈り取ってしまったので、まだ上の方は花も咲いていたし、完全に熟していないさやも結構たくさんあった。これらのさやは弾けもしなかったし、中に膨らんだ胡麻の実が入っているようには見えなかったけど、来年の春植える時には、このさやごと土に埋めてみようと思う。どの植物も「さや」や「実」ごと埋めてやるとその養分もあるので元気に育つらしい。つまり自然発芽だと強いってことだろうと思う。この未熟なさやから芽が出る確率は低いと思うけど、ね。
これが一本の茎から採れた金胡麻の総量。たったこれだけしか採れないんだね。これじゃ胡麻和え一回分にもならない…。そう考えると普段私たちが食べている胡麻の量を収穫するのは結構大変で、更に胡麻油が好きな私が一年で消費する胡麻油の量を確保する為の胡麻を自分で栽培すると…と想像すると結構な広さの胡麻畑が必要なことがわかってくる。これから胡麻を食べる時も胡麻油を使う時もありがたい気持ちが増えそう。
今回採れた胡麻は、茎をくれたおじさんにも言った通り、来年の春植えてみるつもり。芽が出ないコたちもいるだろうけど、元気に次の世代が育ち、いつか自分で育てた胡麻を食べられたらいいなぁ。