制作プロジェクトHaLoを主宰するayakoが、音楽、写真などHaLoとしての活動について、また、mac、旅、映画、本、猫、食べ物、気になったニュースなどについて、徒然に綴ってます。


by ayako_HaLo
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木の花農園に続く道(2)

一つ前のポスト
いろいろな繋がりがあって、先週末富士宮(静岡)にある
木の花農園に行って来たって話
からの続き。
http://fromayako.exblog.jp/6593568/

木の花農園には、今現在40人を超える人たちが、
血のつながりを超えた「家族」として暮らしている。

そういう風に聞いていた。
頭では判っていたと思うのだけど、
そういう状況を他に知らないってこともあって
ホントのところそれがどういう状況なのか
判ってはいなかったなあ、というのが行ってみての感想。

農園には農園に住んでいる人たちと、
農園を色々な理由で訪れている人たちがいる。
私たちのように、農園自体の見学を希望する人もいれば、
美味しい有機野菜や加工品を買いに来る人
 (富士宮市、富士市を中心に宅配もしている)
農業研修を受けに来る人、
味噌づくりなどのイベントに参加しに来る人、
お昼ごはんを食べに来る人、
色々な心や体の問題を抱えて「自然治療」に来る人、
恐らく理由は様々だ。

私たちが訪れた先週末も
味噌づくりのイベントに参加されている人たちもいたし、
労働も含めて農園で生活を共にしながら、
自分の心を見つめて暮らし、
農園に来るまでは薬を使って治療していたような
「病気」と向き合っている人たちも何人かいらした。

そんなことをたった一泊二日滞在しただけの
私が知り得たのも、ここの人たちには「壁」がない。
何を聞いても答えてくれるし、
農園の中で起こっていることを
たまたま訪れている私たちにも隠し立てしない。

そのことに私がはっきり気づいたのは、
毎晩行われている「大人ミーティング」出た時だった。

日によって出てくる話は多岐に渡るようだけれど、
心の中の揺れや動きを全体(今回は約50人!)とシェアする。
何かが問題だ/問題かも?と思った場合に、
歯に絹を着せぬ言葉で指摘し
指摘された側は受け入れる。

指摘する側も相手を思ってのことであり、
指摘された側も相手が
自分を思ってくれていることを知っている。

訪れていた私たちが
話題の中心になることはなかったし、
発言をした訳ではないけれど、
どういう訳か私も話し合いに参加した気持ちがしたし、
どういう訳か私も愛されていることを感じた。

目の前で話し合われている内容は
とても個人的な内容で、
一般の社会では恐らくこんな風に
大勢で話し合われることはないことだろう。

けれど個人的な内容も
その人本人だけのものではなくて、
少なくとも私にとっては自分の問題
と思えるもばかりだった。

このミーティングが終わったのは零時を回った頃。
心地よい疲れと何となく愛に包まれた気持ちで
ぐっすり眠った。



今回訪れたことによって
たくさんのメッセージを受け取った。

全体が健全であることが自分を大切にすることであり、
自分を大切にすることが他のものを大切にすること。

こだわりを捨てる。
急ぎすぎない。

体を作るのは大地からの恵みなのだから、
私たちは土の化身であり、大地そのもの。
私と地球はひとつ。

悩んだり苦しんだりするのは「自分」を保とうとする自衛心が
最も強い人間という生き物だけ。

自分に向ける意識を他の人にも同じように向ける。
そして、自分より先に他の人に向ける。

全ては「心」なのだ。



ミーティングの中で何人もの人が、
前日のミーティングで話題に出たことについて
その日一日作業をしながら自分の心と対話し
その内容をシェアしてくれていた。

帰って来て翌日の朝、目が覚めてからしばらくベッドの中で
私もずっと自分の心と対話をしていることに気づいた。
そして、そう言えば、この自分の心との対話は
これまでもず〜っとやって来ていたことだったと気づいた。

ずっとやって来たこと。
けれど自分の心のいる場所が
木の花農園に行く前と少し違っていた。

行く前よりも「一歩引いた場所」
少しだけ「俯瞰した場所」にいる。
そしてそのことによって安らかだ。

自然農を通じて出会った
自然の理とともに生きるということの意味。
そこに少しだけ近づいた気持ちでいる。



私の心の体験をここに書いてみたけれど、
これは別の人が行けば、また違っていて
きっとその人に必要な何かと遭遇するんじゃないかと思う。

心の変化かも知れないし
体の変化かも知れないし
生活の変化かも知れない。

自分が人から木の花農園の話を聞いていた時に
「今ひとつよくわからん」と思っていたこともあり、
結局はここに実際に来て体験しないと
きっとわからないな、と思う。

だから私が書いたもので伝わる気もしていないのだけど、
少なくともこれをここまで読んでくれた人、
木の花農園という名前に既に出会っていた人、
何だか行き詰まりを感じている人、
今の世の中に憂いを感じている人、
一回私に騙されたと思って
行って来てみて欲しい。
一緒に行こう!

一泊以上すること!
ミュージシャンは楽器持って行くこと。
きっとシェアしたくなるはず。

百聞は一見にしかず。

この処方箋は、人によって効果が違うはずだから、
どんな効果がおとずれたか教えて欲しいなあ。
私もまた近いうちに行きます。
ありがとう。
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Tracked from from ayako at 2007-03-13 21:23
タイトル : 木の花農園に続く道
週末に富士宮市(静岡)にある木の花農園に行って来た。 http://www.konohana-nouen.org/ 現在、農園という名前がついているのだけど、 単なる農園というだけじゃないところ。 ☆ 自分のことを少し書こうと思う。 いといろなことが繋がって起こっている。 周辺に癌を煩う人たちが増えたことも原因して 2000年頃、東城ゆり子著「家庭で出来る自然療法」を通じて 「正食(マクロビオティック)」に出会った。 食べ物に関しては「全体食」「地産地消」「身土不二...... more
Commented by zen at 2007-03-15 21:20 x
はじめまして。パーマカルチャーでネットしてたら辿り着きました。木の花農園は前から気になっていて、でも何となく近寄りがたいかなと、感じていました。きっと僕には「壁」があるのかもしれません。しかしブログを読ませていただいて、いずれ機会をつくって行ってみようと思いました。急ぎすぎないで。




Commented by ayako_HaLo at 2007-03-16 10:01
>zenさま

コメントありがとうございます。
パーマカルチャーでたどり着いてくださったなんて嬉しい。

そして、私のつたない心の経験を読んでくださって、
いずれ機会を作って行ってみよう、なんてホントに嬉しい。

人それぞれの登山口があり、それは幾通りも存在すると思います。
でも、きっと目指す頂上は、限りなく一つなんじゃないかなあ、
と今考えています。

木の花農園は、少なくとも私の今の暮らしより頂上にずっと近い。
そしていずれ合流する気がします。
by ayako_HaLo | 2007-03-13 19:34 | thoughts | Trackback(1) | Comments(2)