中条村で食べた野菜たち
2007年 04月 10日
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の間にいただいたおいしい野菜の数々。
クラゲのような食感なのを甘辛炒め。
お母さん/お父さんの畑の中に生えているのを採って来たもの。
近くの道の駅では、大きな一袋が100円で売られていて、
この間は、7袋全部買い占めて帰ったお客さんもあったとか。
あの量を摘んで、根っこを落として…という作業を考えたら、
買って行く人の気持ちもわかるけど、摘むのも楽しい。
つくしを摘むのってホントに楽しい。
その後のはかまを取る作業がちょっと面倒だけど。
頭の部分がわずかにほろ苦いだけで、淡白な味。
道の駅に栽培したエシャロットを出していて、
食べ方をお客さんに聞かれたら、「茹でてぬたみたいにして…」
などど答えるらしいのだけど、自分では食べたことなかったらしい。
洗ったりの下ごしらえがネギより面倒、だそうな。
酢みそでいただいた。
大根は、畑に土を掘って埋めてあった。
その上から藁をかけて少し保温してあったけど、
あれくらいのことで、新鮮なままなんだ!という驚き。
うまく使えば土は最高の保存庫なのかも。
野沢菜って普通のお漬け物しか食べたことがなかったけど、
このちょっと甘辛い佃煮も美味しかった。
来シーズンは野沢菜も育ててみたいな。
これも美味しかったなあ。
よく漬かってた。
キャベツの塔立ちしそうな芽を畑で食べたのも美味しかった。
キャベツは育てられるようになりたい野菜の一つ。
鞍掛(くらかけ)という種類の大豆なんだけど、
福島や長野の一部で栽培されているもののよう。
初めて食べたのは巣鴨の豆屋さんで見つけて買った時だけど、
去年はばあちゃんの畑でも育ててみた。
通常の大豆より収量は少なかったけど、
戻して軽く茹でるだけで、
いつでも「枝豆」のように食べられる大豆として、
本当に美味しい豆。
今年も栽培予定。
私たちが行っている間に、一緒にこんにゃくを作ってくれて、
そのこんにゃくを料理してくれたもの。
何度もお刺身でも食べたけど、
スーパーなんかで売ってるこんにゃくとは別物だと思う。
うちにもあと一回仕込める分のこんにゃく芋が残ってるので、
そのうち家でもこんにゃくを作ろう。
毎朝、自家製の豆乳を飲ませていただいたのだけど、
これがまったくくせのない甘い味で、美味しかった。
うちでも週に一回は豆乳を作るんだけど、
うちのより美味しかった。
大豆の種類を聞いたら、
「コウジイラズ(麹いらず)」という甘い大豆ということ。
少し種を分けていただいてきた。
これ以外にも、カレー作ったりもしたんだけど、写真なし。
毎日畑で採れた野菜を中心にしたごちそうをいただいた。
贅沢なこと。
写真がないけれど、お味噌汁とごはんも絶品。
お味噌汁は特別に「出汁」をとっていないそうだ。
実は、うちもここ2年くらい出汁をとることをしなくなった。
お味噌と具のお野菜がおいしいと、
それ以外の出汁を加える必要がないくらい美味しい味噌汁になる。
お父さん、お母さんのところはいわゆる有機農家ではない。
必要に応じて、最低限度の薬は使用されているようだ。
けれど、このお二人にお会いすると、
自然農とか、有機とか、不耕起とかの「こだわり」がなんぼのものか、
という気持ちにさせられる。
物理的なこだわりよりももっと大切な「心」が
お二人にはあるんだよなあ。
おおらかで、大きく受け入れてもらう感じ。
畑に関しても、当たり前だけど、
始めたばかりの私なんかの土や植物とのコミュニケーションなんて、
まだまだ、というか、
愛情や理解の深さも違うというか…。
こだわりや理想を持つから、
似たような方向性を持つ人たちがぶつかったり、
相手を許せなかったりする。
改めて「こだわりを捨てたい」。
こだわりではなく「心」。
理想ではなく「愛」。
もう一つ大きなメニューの「灰焼きおやき」に関しては
長くなるので、また改めて。