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制作プロジェクトHaLoを主宰するayakoが、音楽、写真などHaLoとしての活動について、また、mac、旅、映画、本、猫、食べ物、気になったニュースなどについて、徒然に綴ってます。


by ayako_HaLo
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中条村で食べた野菜たち

3月30日〜4月1日の長野の中条村での味噌仕込み
http://fromayako.exblog.jp/6708399/
http://fromayako.exblog.jp/6708669/
http://fromayako.exblog.jp/6708951/
の間にいただいたおいしい野菜の数々。

中条村で食べた野菜たち_b0024339_225457.jpg
自家製のこんにゃくを作る時に鍋にこびりついたこんにゃく。
クラゲのような食感なのを甘辛炒め。

中条村で食べた野菜たち_b0024339_22553830.jpg
ナズナの胡麻和え。
お母さん/お父さんの畑の中に生えているのを採って来たもの。
近くの道の駅では、大きな一袋が100円で売られていて、
この間は、7袋全部買い占めて帰ったお客さんもあったとか。
あの量を摘んで、根っこを落として…という作業を考えたら、
買って行く人の気持ちもわかるけど、摘むのも楽しい。

中条村で食べた野菜たち_b0024339_230552.jpg
つくしの卵とじ。
つくしを摘むのってホントに楽しい。
その後のはかまを取る作業がちょっと面倒だけど。
頭の部分がわずかにほろ苦いだけで、淡白な味。

中条村で食べた野菜たち_b0024339_233836.jpg
茹でたエシャロット。
道の駅に栽培したエシャロットを出していて、
食べ方をお客さんに聞かれたら、「茹でてぬたみたいにして…」
などど答えるらしいのだけど、自分では食べたことなかったらしい。
洗ったりの下ごしらえがネギより面倒、だそうな。
酢みそでいただいた。

中条村で食べた野菜たち_b0024339_236455.jpg
大根のサラダ。
大根は、畑に土を掘って埋めてあった。
その上から藁をかけて少し保温してあったけど、
あれくらいのことで、新鮮なままなんだ!という驚き。
うまく使えば土は最高の保存庫なのかも。

中条村で食べた野菜たち_b0024339_23743100.jpg
野沢菜の佃煮。
野沢菜って普通のお漬け物しか食べたことがなかったけど、
このちょっと甘辛い佃煮も美味しかった。
来シーズンは野沢菜も育ててみたいな。

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野沢菜の古漬け。
これも美味しかったなあ。
よく漬かってた。

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キャベツの油炒め。
キャベツの塔立ちしそうな芽を畑で食べたのも美味しかった。
キャベツは育てられるようになりたい野菜の一つ。

中条村で食べた野菜たち_b0024339_23111227.jpg
茹でクラカケ。
鞍掛(くらかけ)という種類の大豆なんだけど、
福島や長野の一部で栽培されているもののよう。
初めて食べたのは巣鴨の豆屋さんで見つけて買った時だけど、
去年はばあちゃんの畑でも育ててみた。
通常の大豆より収量は少なかったけど、
戻して軽く茹でるだけで、
いつでも「枝豆」のように食べられる大豆として、
本当に美味しい豆。
今年も栽培予定。

中条村で食べた野菜たち_b0024339_23135768.jpg
自家製こんにゃくのピリ辛炒め。
私たちが行っている間に、一緒にこんにゃくを作ってくれて、
そのこんにゃくを料理してくれたもの。
何度もお刺身でも食べたけど、
スーパーなんかで売ってるこんにゃくとは別物だと思う。
うちにもあと一回仕込める分のこんにゃく芋が残ってるので、
そのうち家でもこんにゃくを作ろう。

中条村で食べた野菜たち_b0024339_23163356.jpg
自家製豆乳。
毎朝、自家製の豆乳を飲ませていただいたのだけど、
これがまったくくせのない甘い味で、美味しかった。
うちでも週に一回は豆乳を作るんだけど、
うちのより美味しかった。
大豆の種類を聞いたら、
「コウジイラズ(麹いらず)」という甘い大豆ということ。
少し種を分けていただいてきた。

これ以外にも、カレー作ったりもしたんだけど、写真なし。

毎日畑で採れた野菜を中心にしたごちそうをいただいた。
贅沢なこと。
写真がないけれど、お味噌汁とごはんも絶品。
お味噌汁は特別に「出汁」をとっていないそうだ。
実は、うちもここ2年くらい出汁をとることをしなくなった。
お味噌と具のお野菜がおいしいと、
それ以外の出汁を加える必要がないくらい美味しい味噌汁になる。


お父さん、お母さんのところはいわゆる有機農家ではない。
必要に応じて、最低限度の薬は使用されているようだ。
けれど、このお二人にお会いすると、
自然農とか、有機とか、不耕起とかの「こだわり」がなんぼのものか、
という気持ちにさせられる。

物理的なこだわりよりももっと大切な「心」が
お二人にはあるんだよなあ。
おおらかで、大きく受け入れてもらう感じ。

畑に関しても、当たり前だけど、
始めたばかりの私なんかの土や植物とのコミュニケーションなんて、
まだまだ、というか、
愛情や理解の深さも違うというか…。


こだわりや理想を持つから、
似たような方向性を持つ人たちがぶつかったり、
相手を許せなかったりする。

改めて「こだわりを捨てたい」。

こだわりではなく「心」。
理想ではなく「愛」。



もう一つ大きなメニューの「灰焼きおやき」に関しては
長くなるので、また改めて。
by ayako_HaLo | 2007-04-10 23:39 | foods