制作プロジェクトHaLoを主宰するayakoが、音楽、写真などHaLoとしての活動について、また、mac、旅、映画、本、猫、食べ物、気になったニュースなどについて、徒然に綴ってます。


by ayako_HaLo
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2006年7月30日1:30am
お陰さまで以下のプリンタの行き先は決まりました。ありがとうございました。


b0024339_13365518.jpg長らく自宅で使用して来たプリンタ。2002年にサパナで個展をやった時にこのプリンタを購入したと思うので4年選手。上位機種を譲っていただいたので、必要なくなったけれど、使えなくなったわけじゃない。どなたか欲しい人いませんか?

b0024339_13385724.jpg付属品は全部揃っているはず。ロール紙印刷用のホルダー、CD-R盤面印刷用のフィーダー、電源ケーブル、プリンタドライバーや付属の画像ソフト収録のCD、買い置きしてあった黒インク、カラーインク、プリンタ自体にはもともとついていなくて後で購入したUSBケーブル(windowsにはパラレルケーブルってやつでも接続出来る模様:ハーフピッチ20ピン)。写真に写っていないけど「スタートアップガイド」というマニュアルも有り。

プリンタとして、ちょっと難点かな、と思っていたのは、用紙ギリギリに文字などをレイアウトした場合、紙の端っこが汚れてしまうこと。写真では四辺フチなし印刷対応なんだけど、普通紙に印刷するとインクが溜まってしまうのかな。

製品のリリース時の詳しい情報はこちらのエプソンのページ内http://www.epson.jp/osirase/2001/010521_3.htmで。

とにかくプリンタが欲しい、ということなら使用するにあたって問題ないので、差し上げます。ご連絡を。
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by ayako_HaLo | 2006-07-29 13:56 | recycle | Trackback | Comments(0)
三省堂の大辞林を見ると、二つ目の定義に
【たてかた(建て方)】現場において構成材を組み立てること。木造建築では土台・柱・梁・小屋組を組み上げる棟上げまで
と書いてある。

穂高養生園で行われたセルフビルドのワークショップ第二回目(2006年5月26日〜28日)は、この「建て方」がメイン。遥か昔のことになりつつあるので、完全に忘れてしまわないうちに、少しだけメモを。

5月26日

b0024339_12255653.jpgワークショップ一回目で造った「版築」の基礎の上に、栗の木の「土台」がボルトで止められ、その上に柱が立てられた。大工さんが使う「板図」(板に書いた図面)に従って縦横「い」「ろ」「は」…という番地と「一」「二」「三」…という番地の交わったところに立てる柱を探して運んで来る。柱によって寸法も違うし、ほぞやほぞ穴を刻んであるものが違うので、あらかじめ柱にそれぞれを記して作業が進めれていた。「いの一番」という言葉はここから来たもの。柱の上に乗るのが「梁(はり)」、そして「桁(けた)」。今回のコクーンハウスでは四つの面を直線に製材した材ではなく太鼓材という二面だけを落とした材を使用。材の持つ「弓なり」を利用する。梁として使うとき、山形に据えると、直線の材を使うよりも強度が上がるとか。カッコいいし、強度も上がっていいんだけど、こういう材を利用するってことはそれに伴う細かい作業(梁の上に乗っかる「束」の長さがいちいち違うのを計算したり、ほぞを彫る時に一旦平面を出したり…)が増えるってこともやってみてわかった。

b0024339_1663545.jpg梁の上に乗っかっている短い柱が「束(つか)」。そして束の上に乗っているのが「母屋(もや)」。母屋のうち屋根の一番高いところに当たるものを「棟木(むなぎ)」と呼ぶ。そんなわけで、この屋根の一番高いところの材を設置する作業を「上棟(じょうとう)」とか「棟上げ(むねあげ)」と呼ぶ。この写真ではまだ棟木はかかってない。写真の中で大きな木槌を二人が使っているけれど、この木槌を「掛矢(かけや)」と呼ぶ。「ほぞ」と「ほぞ穴」の関係は、入らないってのは論外だけど、緩すぎてもダメで、この掛矢を使ってがんがん叩いて入って行くくらいがちょうどいいんだってことも体験して分かった。森の中にカンカン響く掛矢の音が気持ちいい。

b0024339_12394115.jpgこの写真では既に棟木が乗っているんだけど、見えない(笑)。棟木から母屋に乗せて「垂木(たるき)」がかけられて行く。まだ骸骨みたいな状態。この状態で上に登ると下が丸見えで結構怖い。それでも大工さんとか木こりのトシェとかは慣れたもので、ほいほい飛び回る。さすが。私は力仕事の連続でもあるし、高いところで足手まといな気がして、すっかり撮影隊(笑)。

b0024339_12463534.jpg一段落したところで登ってみる。まだ骸骨だからちょっと怖いんだけど、垂木を棟木にビス止め中。かなり真剣。


5月27日

b0024339_15185062.jpg垂木がかかったところで、今度は「野地板(のじいた)」を張る。今回は、野地板の屋内面がそのまま天井になるので「化粧野地板」という室内面が化粧板になっている材を釘で垂木に打ち付けて行く。化粧野地板には側面に「実/核(さね):(3)〔建〕 板と板とをはぎ合わせるとき、一方の板の側面につける細長い突出部。他方の板に細長い溝を作ってこれとかみ合わせる。さねほぞ。(大辞林より)」が作ってあって、これを噛み合わせながら打ち付けて行く。材の長さが足りなくて継ぐ時は、必ず垂木の上で。

b0024339_12513267.jpg今回は、屋根の上に土を上げて「草屋根」を造る関係からか野地板をもう一枚張る。低い方から高い方の棟木に向かって張って行く。屋根の上はかなりの大人数だったけれど、寸法を測る人、材を切る人、打ち付ける人、どんどん作業は進んで行く。既に一枚化粧野地板が張られているので、どこに垂木があるのかちゃんと確認出来ないので、垂木が通っている場所に一度「墨」を入れた。この方が安心。

b0024339_1520828.jpgこんな屋根の上でも電動「丸鋸(まるのこ)」を操る。屋根の形を整えているところ。書く順番が前後するけど、野地板を張る前に張りつけた「鼻隠し(はなかくし)」と「破風板(はふいた)」も見える。こういう名称がわかってから建物を見てみると、鼻隠しをしてない建物もあるなあ(寺社など)とか、破風板立派な板で張ってあるなあ、とか建物を見る目が少し変わった。この後、屋根の周りを「唐草(からくさ)」という金属(アルミかな)で囲む。唐草は短いビスで打ち付け、屋根にぴったり潰してくっつけていく。

b0024339_1521144.jpg前に書いた「唐草」っていうのは写真に示してある部分。野地板に屋根材を接着する為の、タールが主材料になっている接着剤を塗って行く。まんべんなく、そして乾きが早いように薄く塗ること。板の間に大量に落としてしまうと天井まで染みてしまう。塗り終えたら完全に乾くまでしばし休憩。

b0024339_1417484.jpg今回の屋根材は、ロールになっているこのシートを一枚貼るだけ。まずは屋根の形にカッターで切りそろえる。裏側は黒いタールのようなものがべたべたしていて、シールを剥がすように薄いビニールを剥がして屋根の上に固定して行く。裏側同士とか、タール材を塗った屋根に一度くっつくとかなりの粘着力。先に張る場所をきっちり決めてから半分ずつ裏紙を外す。雨じまいのことを考えて、屋根材は必ず低い方から張る。言われたら当たり前のことだけど、知らずに張ったら頂点から張ったりしそう〜。

b0024339_14232963.jpg屋根が張り終わったところで、筋交いを入れて行く。壁を塗る時の「木ずり」のことを考えて材の太さを決め、入れ込む材をカットする。これも掛矢で叩いてギリギリはめ込むような大きさにする。筋交いを入れられない玄関方向などは「仮筋(かりすじ)」と呼ばれるいずれ外してしまう細い筋交いを入れて構造を安定させておく。

5月28日

b0024339_14274765.jpg下屋(げや)も一棟だけ建ててしまう。大辞林によると【下屋】とは「母屋(おもや)から差し出して作られた屋根。また、その下の空間。」とのこと。玄関前のポーチって感じかな。この写真では既に当たり前のように立っている丸太の柱は、前に伐採の様子を書いた唐松。基礎は敷石を敷いてあってその凸凹をスクライバーで柱の下面に書き移し、その部分をチェーンソーで削ってぴったり合うように加工されて立っている。お相撲さんが突っ張ったら倒れるかもしれないけど、私が押したくらいではびくともしない。ある意味では立ってるだけなんだけどね…。下屋の桁や梁は垂木の乗るこう配を考慮したり、仕口を「蟻落とし(蟻掛(ありかけ)とも言うらしい)」という形に刻みを入れたり、結構、色々やったんだけど、気づいたら写真を撮ってない。失敗。蟻ほぞは抜けにくくするためにほぞの奥の方が広く扇型になっているもの。

b0024339_14504383.jpg下屋にも垂木がかかって行く。今度もビス止め。かけた後で、必要な長さに墨を入れて、電動丸鋸が入るところまで切り目を入れ、残りを手ノコで落として行く。

b0024339_14584689.jpg鼻隠しと破風板を取り付ける。今回のワークショップはここまで。3棟全ての建て方が終わり、一棟だけ下屋も建てた。事前には雨が降る予報が出ていたので、全天候型で作業が出来るように、とブルーシートのテントの準備まで事前にしておいたけれど、結果的にはほとんど雨も降らず、気持ちのいい天気の中予定していた作業を全てこなすことができた。実際、今回の建て方や屋根張りっていうのは、雨が降っていたら出来ない作業で、お天道さまにも雨の神さまにも大感謝。今回のワークショップに参加したのは10人中、9人が男性で、女性は私一人。女性の参加者が他にいなかったのはたまたまだったのかもしれないけれど、特に構造を組み立てるところは「力仕事」の連続だった気がする。お疲れさま。

更に詳しいレポートは穂高養生園レポート2で。
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by ayako_HaLo | 2006-07-21 16:01 | self-build | Trackback | Comments(6)
去年の春、「自然農」という概念に出会い、夏にシャロムヒュッテで「パーマカルチャー」という概念に出会った。秋には、とりあえず始められることからということで区民農園で草と虫を敵にしない畑を始め、今年の春には借りていた区民農園が開発に伴い畑ではなくなるということを目の当たりにしたこと、毎年更地にして返還しなくてはならないのでは不耕起の畑が出来ないこと、東京に住んでいる理由があまりないことに気づき、とりあえず埼玉に引っ越した。埼玉を選んだのは片道2時間かけて栃木の畑に通うため。今年の春からは養生園のセルフビルドスタッフをしながら、ワークショップに参加し、自分で家を造る可能性への第一歩を踏み出した。また、その過程ではたくさん人たちとの素敵な出会いもあった。

暮らしを持続可能な循環の中に置きたいこと。もともと食べられる植物にとても興味があること。何でも自分で根本を見たり、作ったりするのが好き。そんなこともあってパーマカルチャーについてきちんと学んでみたいと思っていた。「いつ時間を取るか」という感じだったのだけど、思い切ってこの夏にその時間を取ることに決めた。

パーマカルチャーセンタージャパンは、二つの学びの場を提供している。一つは「デザインコース」そして、もう一つが「実践コース」。実践コースに関しては、来年シャロムヒュッテで受講できたらいいかな、と思っているのだけど、デザインコースは8月に2週間の合宿形式で行われるコースに参加することにした。

●主催 NPO法人 パーマカルチャー・センター・ジャパン
共催 NPO法人 パーマカルチャーネットワーク九州
●開催期間 2006年8月12日(土)〜8月25日(金) (13泊14日)
●開催場所 パーマカルチャー・センター・ジャパン(神奈川県藤野町)
●定員 20名(募集締切 2006年7月31日まで)
●受講料 一般:16万円 PCCJ会員:15万円 学生:12万円
  ※受講料には受講料、宿泊費、食費が含まれます。

◎夏のパーマカルチャー デザインコースについて

 本コースは、パーマカルチャー・デザイナーになる為の基本講座として国際的に認証されているプログラムに基づき構成されています。自然と人間、そして両者の関係についての深い理解を基本とするパーマカルチャーの倫理、原則や具体的な手法を学び、地球と人間の永続性を創り出すデザイン手法を習得することを目的としてます。
 コースの組立は、講義とデザインワーク、自然観察及び建築や畑の実習から成ります。講義においては、デザインを行っていく上で欠くことの出来ない様々な分野の基本的な知識や考え方、そして技術も学びます。デザインワークにおいては、デザインの基本的な考え方やプロセスとその表現方法を、また、コースのまとめとしてプロジェクトデザインを行い、実際の場においてパーマカルチャーの原則や技術を応用し、発展させることを実習します。
 今年はパーマカルチャー・センター・ジャパンが10年にわたって活動してきた神奈川県藤野町で、これまでに作り上げてきた農場や家屋において実際にパーマカルチャーが目指す持続可能な生活を体感しながら、2週間の合宿形式でパーマカルチャーを学んでいきます。初めてパーマカルチャーを学ぶ方、既に実践されていて、より理解を深めたい方、 同じ志を持つ仲間との出会いを求めている方の参加をお待ちしています。


パーマカルチャーで語られていることは、元々日本の農村/山村では実践されていたこと/知恵ばかりのように感じている。ただ、それが大系立てて語られているので、一旦、受け継ぎ損なった私にとっては失った知恵を取り戻す作業のような気がする。食べられる森の中に暮らしたい。食べられる森の中で、食べることに振り回されずに、好きなものを作って、好きな人たちとつながって暮らしたい。

パーマカルチャーの学びは一つのステップ。この際(笑)、一緒に学びませんか?詳しいことはパーマカルチャーセンタージャパンのHPの「パーマカルチャー夏のサーティフィケートデザインコース」で。

参加表明をしたら、カリキュラムを送って来てくださったのだけど、参考文献一覧が面白そう。以下、その参考文献一覧。これから合宿までに何冊読めるかなあ。

・パーマカルチャー
 「パーマカルチャー 農的暮らしの永久デザイン」農文協
 「PERMACULTURE A DESIGNER’S MANUAL」Tagari Publications
・哲学・思想
 「人間」(カッシーラ)岩波叢書
 「自己組織化する宇宙」(エリッヒ・ヤンツ)工作車
 「イデオロギーとは何か」(イーグルトン)平凡社
 「三つのエコロジー」(ガタリ)大村書店
 「ノマドのユートピア」(レネ・シュレール)
・生態学・植物学
 「基礎生態学」(オダム)培風館
 「おばあさんの植物図鑑」葺書房
 「世界有用植物辞典」平凡社
・環境
 「ターニングポイント」(フリッチョフ・カプラ)工作車
・農
 「無Ⅲ 自然農法」(福岡正信)春秋社
・建築
 「パタンランゲージ」(アレグザンダー)鹿島出版会
 「民家論」(今和次郎)ドメス出版
 「木の家に住むことを勉強する本」農文協
・コミュニティ
 「無為の共同体」(J.L.ナンシー)以文社
・経済
 「近代世界システムⅠ.Ⅱ」(ウォーラーステイン) 岩波書店
 「スモールイズビューティフル」(シューマッハ)講談社学術文庫
 「共生の大地」岩波新書

私はこの合宿の前に学生の時から続けて関わっている英語の合宿もある。2006年8月8日(火)15:00〜8月12日(土)12:00(4泊5日)英語だけを使って暮らし、更なる英語力の向上を目指す合宿。英語でのディスカッションがある程度できる人なら参加できると思うので興味ある人は、ご連絡を。締め切りは過ぎてるけど、今週中なら、ねじ込めるはず。詳しくは、AITCの告知HPで。
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by ayako_HaLo | 2006-07-19 22:47 | plans | Trackback | Comments(0)