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制作プロジェクトHaLoを主宰するayakoが、音楽、写真などHaLoとしての活動について、また、mac、旅、映画、本、猫、食べ物、気になったニュースなどについて、徒然に綴ってます。


by ayako_HaLo
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家の中がガタガタいった

今朝の関東地方(茨城県南部震源)地震が起こった時(4:46am)、どうしても止められなくてまだベッドの中で本を読んでいた。だから、余震が始まり、
あ、揺れる、揺れる…
と思う間もなくグラグラし始め、それが、普通より大きい揺れであることにも気づいた。

とっさに起き上がり考える間もなく何をしたかと言うと、ベッドのそばのベランダ側の大きな窓を開けた。出来たのはそれだけ。

阪神の震災から10年。テレビの中に現れた信じられない光景、大規模な火災、刻々と増えて行く被災者/被害者の数は今も頭の中に残り、私の中に地震への恐怖を植え付けた。

佐賀にいたときは、地震自体が珍しく、それに大きく揺れることもほとんどなかったから、東京に来て最初のいくつかの、結構頻繁に起こる地震には驚いたけれども、怖いという感じもしなかった。それが阪神淡路大震災の後は、怖くなった。ビルの倒壊の映像、マンションの二階部分がぺちゃんこにつぶれた話、次々に倒れかかってくる家具類のこと。同じ大きさ以上の地震がココで起こったら、どうなるんだろう…。

阪神の震災の後に、揺れで家の立て付けにゆがみが生じ、外に出られなくなった人たちがたくさんいた、という話を聞いた。それを防ぐ対処策が、「揺れたらドアを開けておく」ということ。今朝窓を開けたのは、そのことが、とっさに頭に浮かんだんだろう。冷静に後で考えると開けたのは二階のベランダ側の窓だから、脱出のルートにしてはちょっと弱いんだけど、寝ぼけた頭で玄関まで走ることは出来なかった。しかも玄関までの途中にある台所の方から、普段は聞くことのないボールや食器類が「ガタガタ ガチャガチャ」いう音が聞こえていたから怖かった。

関東、東海は遠くない将来、必ず大きな地震に襲われると言われている。私もそんな気がしている。東京の人の数、ビルの数を考えたら、二次被害も恐ろしい。だから、地震が怖いのであれば本当は逃げるしかない。しかし「どこへ?」というアイデアも浮かんで来ないから、当分は難しい。

一気に二階部分がぺちゃんこになってしまって即死ということに対しては、対処のしようがないけれども、助かった場合、いくつか準備していること。

●飲料水:玄関に置いているポリタンクに20リットル。
●消火用水:バスタブには常時水をはってある。
●非常食:カンパン、クラッカーなど火を入れずに食べられるものがお菓子を含めていくつか。三日間くらいは恐らくなんとかなる。火を加えるものも含めれば一週間以上は食べられると思われる。
●カセットコンロ:ちょっとくらい暖めることは出来るだろう。
●懐中電灯(枕元)、ローソクライター(玄関口)

■揺れたらまず火を消す、ということは心がけている。
■寝ているとき倒れ込む可能性のある場所に家具は配置していない。
■マンションの形状から揺れる方向は分かっているので、出来るだけその向き影響のないように家具を配置しているつもり。心配な本棚には、一応突っ張り棒をしているけど、ホントに役に立つのかは不明。手で揺らすと揺れるから。

うーん。書き出してみると、ほとんど何も準備してないことに気づく。心配なことばかりが目につく。
×食器棚は危ない向きに、しかも玄関への道を塞ぐ可能性がある場所にある。
×大きな重い皿などがいくつか高いところに積んである。
×カセットコンロの予備カセットが切れている。
×急に避難せざるを得なくなっても、準備しているものがまとまっていないから、持ち出せない。

今日は一日、気温も低く、冷たい雨が降っている。明け方の地震で外に放り出されなくて良かった…。東海地方の人に比べると、関東の人は地震への準備/心構えが手薄だと聞く。何か地震への準備していますか…?
by ayako_HaLo | 2005-02-16 14:58 | news