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制作プロジェクトHaLoを主宰するayakoが、音楽、写真などHaLoとしての活動について、また、mac、旅、映画、本、猫、食べ物、気になったニュースなどについて、徒然に綴ってます。


by ayako_HaLo
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iTunes Music Store、Track Back People、その他もろもろ。

iTunes Music Store、Track Back People、その他もろもろ。_b0024339_2315021.gif
ブログを始めてようやく10日。
まだまだわからないことだらけだけど、友達に教えてもらってBlogPeopleに登録し、ちょっとずつどんなことが出来るのか見ているところ。
その中で、トラックバックピープルTrack Back Peopleというのを見つけた。

この中には既にたくさんのカテゴリが存在していて、(新しく作ることもできるんだけど)そのカテゴリに当てはまりそうなポストを書いた時に、そのカテゴリあてにTrack Backを送っておくと、そのカテゴリに興味がある人たちが後で読んでくれる、というもの。(たぶん)

私はまだまだ初心者なので、既に存在するカテゴリの中から、興味のあるものをチェックしてみた。
その中で発見したのが、「iTunes Music Storeを日本でも!」というカテゴリ。
トラックバックしている人たちのポストは、だいたいざっと見させてもらったので、この私のポストもそちらにトラックバックさせてもらおうかな、と思ってる。

ちょうど友人から日本での音楽配信全般についてまとめられた記事を教えてもらって、ちょっと古い記事なんだけど遅ればせながら読んだところでもあって…。



asahi.com記事 2004年7月29日
ユーザー置き去りの著作権攻防戦
iTunes Music Storeは始まらず、規制は世界一、パソコンやiPodにも新規課金の動き


ということで、これに続いて
テーマ1
iTunes Music Storeは
なぜ日本で始まらないのか
テーマ2
次の著作権法改正のターゲットは
パソコンやiPodへの新規課金か
テーマ3
ユーザーに厳しいCCCD
「自己責任で再生を」と注意書き
テーマ4
世界一厳しい規制をいち早く導入
サービスとのバランスを欠く
テーマ5
「私的複製をもっと制限せよ」
音楽業界にじわり広がる声
テーマ6
消費者の利益はどこにある?
法改正手続きで問題点浮き彫り

というテーマでまとめられた記事に続く。

私自身、著作権者でもあるし、誰も「対価」を支払ってくれなくなったりしたら困ることではあるけれども、そんな風にはならないと思いたいし、音楽を聞く人たちは、「みんな泥棒するに違いない」とでも言うような、今の日本の著作権法改訂の方向は支持していない。

CCCDの形式でリリースしたくもないし、がっちがちのコピーガードのかかった方式でのネット配信も望まない。

私自身、iTunesやiPodユーザでもあるので、アメリカやヨーロッパのような形で、(ユーザとしても音楽家としても)iTunes Music Storeが使えたらいいな、と思っている一人。
というか、せっかくインターネットという「国境のない」システムを使うんだから、、リスナーの側だけじゃなく、音楽家の側にしても、誰もがより多くの音楽に接する機会に恵まれ、どこの誰が買っても一律同じ仕組みが使えた方がいいに決まってる、と思うんだけど。
HaLoの音楽も日本だけでなく、もっと他の国でも聞いて欲しいと思っているし、それを一番簡単に実現するのはネット上の配信だと思うので、この辺りはこれからもっと調べる必要あり。

日本のリスナーはより高い金額を支払うことを常に求められていて、そして、とても大事なことは、その余分に支払ってもらっている分は決して音楽家に還元されている訳じゃない。
受け取っているのは制作している制作会社だったり、レコード会社だったり、ほぼ必ず経由することになってるJASRACだったりするんだな…。
音楽家なんてごく数パーセントの人たち以外は、みんな質素な暮らしをしている。
レコード業界が恐ろしく羽振りが良かった時代があって(いわゆるバブル期はどの業界もそうだったのかも)、なぜかそっち側の人たちだけその時代の感覚から抜けてないのかもしれない、と思う。

さらに、データ用のCDやiPodにも課金しようと思ってるなんて…。
万一、そんな適当な課金が始まったら、ユーザの支払ってくれたそのお金はどこへ行くかというと、やっぱり公平に音楽家のもとに分配される訳じゃなく、ごく一部の既に「持っている」音楽家のところと、業界自体に分配され、大多数の「持っていない」音楽家には入ってこないんだな。
私を含めて…(笑)。
(実際そんな課金の仕方じゃ、誰の音楽がどれだけ「利用」されているかわからないものね…)

著作権使用料の分配のシステムの欠陥。
この辺のことは、また機会があったら書きましょう。

本当は、作った側の気持ちとしては、一曲¥100とか安価で興味を持ってくれた人にまずは聞いてもらって、気に入ったらコピーしてでもいいから友達とか、もっとたくさんの人に宣伝してもらって(笑)、より多くのの人たちに聞いて欲しい。
権利は守られているけど、誰も聴いてくれていない、っていうのは、残念。
そして、気に入ってもらえたら、もう既にその音源は持っていても、何らかの形でその音楽家に更にお金を落としてくれたらいいと思うんだよね。
昨日たくさん読んだ中のどこかに誰かが書いていたけど、それで更に、ネット上に「寄付金ボタン」みたいなものが出来て、その曲を聴いた時に、「あぁ、今日はこの曲聴けて良かったな」と思った時に、簡単に寄付できるようになったらいいな(笑)。
これは、お金の問題だけじゃなく、「あぁ、今日どこかで誰かあの曲を聴いてくれた人がいて、良かったって思ってくれた」っていうのが伝わる。
それって本当は一番、音楽家の方から欲していることなんじゃないかな…。
また、横道に逸れて来たので、ここまで。

今回、このiTunes Music Storeを日本でも!というトラックバックをたどっての収穫は、なぁんだ、アメリカで発売されている「ギフトカード」を利用すれば、既に利用できるんじゃん!ってこと(笑)。
(建前はアメリカ国内にいる人だけしか利用できないのではあるけれども)

その方法じゃないんだけど、実は私も米国内の銀行発行のクレジットカードを利用したらiTunes Music Store USAが利用できるんじゃないか、と思って、試してみたことがあった。
iBookの時間の設定を米国内にして。

だけど、そのクレジットカードの請求書の送り先を東京にしていたものだから、無理だった…。
請求書の送り先まで、どこかアメリカにしておくべきだった。
(たぶん、それで解決するはず)

クレジットカードに関しては、実は、別件もあって…。
日本で作るクレジットカードには、最低限のレンタカー補償も付帯していないので、他の国でレンタカーを借りる時にかなりの金額の保険をかけざるをえなくなっている。
せめて最低限度付帯しているカードを手に入れようと思っているので、そのうちその件も調べた上で、またアメリカでクレジットカードを作るつもり。
その時は、請求書の送り先もアメリカ国内にしておくことを忘れないようにしなくちゃ。

建前上、アメリカ国内で使うことになっている「ギフトカード」を「日本語で」購入できるところ。
iTMSカード共同購入プロジェクト(小額ではこの中では一番手数料が安そう)
iTunes Express(多額購入するならこの中では一番手数料が安そう)
Bass On Top(実績が長いらしい)

さぁ、これでiTunes Music Store USが使えるね!
by ayako_HaLo | 2004-09-19 23:08 | music/concerts