バジルとハンダマの収穫(〜保存)
2005年 09月 20日
特にバジルは2株から食べきれないほど茂ったので、保存用に収穫してみた。
葉っぱだけ摘み取って、重さを量ってみたら120gあった。新芽の部分を残したので、もう一回くらい同じことが出来るんじゃないかと思っている。反省点もあるので、次回はその反省点も活かしたい。
1) ざっと水洗い。水気を切る。
2) フードプロセッサーがあったらそれでやったらすぐなんだと思うけれど、うちには無いから、包丁で細かく千切りにする。
3) すり鉢にバジルを移し、すりこぎで擦る。
4) オリーブオイルと塩を加えよく混ぜる。
5) 煮沸した瓶に詰める
出来上がり。120gから1瓶半のペーストが出来た。自分の収穫から保存食を作れた、というのは何だかとっても嬉しい。
失敗点/反省点
さっと水洗いをして水切りをした時に、すぐに作業を始めたかったのもあって、布巾で水気を軽く拭いた状態で刻み始めてしまった。結果、随分と水気の多いペーストになってしまった。また、塩の入れ具合が掴めずに、適当に入れたら思ったより塩気の強いペーストになってしまった。使う時に注意が必要。
実はこの二つの失敗をふまえて、うちで取れた紫蘇(大葉)で、シソペーストも作ってみた。材料は、オリーブオイルの代わりにごま油。この時は、洗った紫蘇を新聞紙の上に広げて数時間水気を飛ばしたので、ほぼ乾いた状態で作業を始めることが出来、仕上がりもぐんと良くなった。十分に水気を飛ばすことが大事。塩も味を見ながら少しずつ加えたので(←最初からそうしろって感じ>自分)味の面でもちょうどいいのが出来たと思う。どうやって使おうかな〜と思案中。
良かった点
すり鉢で擦ると、瓶に移しきれなかったペーストがすり鉢の溝に結構残る。そこに全粒粉とイーストを加えて捏ねながらペーストを全部生地に練り込み、ナッツやドライトマトなどを加えてオーブンで焼いた。塩味で結構イケるビスコッティになった。(紫蘇の時も胡麻とクルミなどを加えて作った)
種もそろそろ茶色くなっていたので来年の種用に収穫。この種を煮出すと「ぬるっ」とした液になり、デザートとして使う国もあるのだとか。今年はそれほどの種の量にはならなさそうなので、来年用に保存しておこう。
バジルの花。撮影したのは7月の終わりのある日。可憐な花を咲かせ実を付ける。この頃ほど咲き方が美しくはないのだけど、今もまだ花をつけている。
こちらは沖縄のお野菜「ハンダマ」。今年お野菜として買って来た茎をプランターに挿しておいた2本が、根を張り増えている。葉っぱだけ摘んでいるんだけど、こちらも摘んでも摘んでも面白いように次々に出て来る。今回はツルナと共に茹でて刻んで糸こんにゃくとともに胡麻和えでいただいた。(白い糸こんにゃくがピンク色に染まってキレイ。もっとこの「色」を活かす何かに使えないかと思っているけど、まだ実験できていない) ハンダマはまだ花も実も見ていない。ただし、次々に枝を増やしているし、地面からも新たな芽を生やしている。そういう風に増える植物で花は咲かないのかどうか、この冬をプランターのまま越せるのかどうか、いつ頃まで葉を茂らせ続けるのかなどなど引き続き観察中。